雨水貯留&利用(Rainwater-Storage and Use)
地球上の淡水の源である雨。私達はこの雨をもっと有効に活用する道を開くべきではないでしょうか…。
世界の水問題を解決する鍵は、雨水利用が握っていると言っても過言ではありません。 トーテツはこれまで20年の歳月をかけて、雨水貯蓄&利用に関する多くの技術を確立しました。
取水・初期浄化装置<初期雨水カット・除塵できれいな雨水を貯める>
屋根・屋上に降って縦樋を流下する雨水中や、地表面に流下してU字側溝を流れる雨水中には、ゴミや塵埃が含まれています。これらのゴミ・塵埃は、主として降り始めの雨(初期雨水)と一緒に流下してきます。
また、この降り始めの雨は大気汚染物質を溶かし込んでいるという問題もあります。雨水を適切に利用するためには、この降り始めの汚れた雨を除去して(初期雨水カット)、出来る限りきれいな雨水を貯水槽に導くことが必須の条件になります。この最初の段階で汚染物質の大部分が除かれているかどうかは、その後の貯留や利用の成否に大きな影響を及ぼすからです。

ぶんりゅう I 型

ぶんりゅう II 型

管口浄化フィルター

ノンダスト(除塵管理桝)
地上設置型タンク
通常、屋根に降る雨は、縦樋を流下する途中で取水され、「ぶんりゅう I 型」あるいは「ぶんりゅうⅡ型」、さらに「管口浄化フィルター」で浄化されたのち、地上設置型のタンクに貯水されます。トーテツは小規模(500ℓ未満)、中規模(500ℓ以上3000ℓ未満)の地上設置型タンクにつき、各種の製品を用意し、皆様のご要望にお応えしています。

200ℓタンク

600ℓタンク

1000ℓタンク
セル型構造地下貯水槽
世界で初めて実現した完全防水型の地下貯水槽です。
貯留材「アクアパレス」
地下貯留槽の建設において近年、コンクリート製に代わるものとして、プラスチック製の「貯留材」と呼ばれる部材を組み立てて形成する工法が普及してきましたが、アクアパレスは、この種の工法に属するものです。
ただ、このアクアパレスは従来の籠状等の貯留材とは異なり、使用目的や現場条件に応じて構造を変えることができるなど、従来工法にはない、多くの優れた特徴を持っています。
その他の関連装置
雨水貯留&利用をより計画的、効果的に行うためには、ポンプ、水位計、雨水栓、散水栓などの関連装置が必要になります。ここではトーテツが推奨している、これらの装置をご紹介します。
雨水利用とは
トーテツの各種製品とシステム
貯水した水は、散水、植栽での給水、トイレの流し水、洗車、屋根散水、太陽光発電パネルへの散水、非常用水、防火用水等に使われます。
一般家庭、オフィスビル、マンション等での雨水利用
大規模公共住宅(団地)、工場等での雨水利用
学校・公共駐車場・公団等での雨水利用・・・防災広場の建設などを目的に
ハウス栽培での雨水利用
ダム・溜池に代わる水源の建設